08/22(火) 神の贈り物
北海道放浪ツーリング2006 -22日目- : 開陽台連泊2日目。裏摩周→神の子池→さくらの滝でぐるっと戻る。
【天気】 → 【走行距離】 173 km 【v(・∀・)ヤエー!】 もう数えるの㍉ 【走行ルート】
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実に快晴なり。これは出撃しないとアフォを見る。本日の本命ターゲットは神の子池。北海道に来て絶対に行きたいと思ってた場所の一つ。そして、そこを中心に裏摩周とかも。
結局出撃したのは10:30ごろで、そのまま目的地に向かって ・・・って訳もいかず、一旦中標津の市街地まで出てガス補給。ルート選定するとどう見ても途中でガス欠するのが明白だったので(;´Д`) ガス補給が終わったら道道833で北西へ。
養老牛温泉からまつの湯
道道833から道道150、道道505、養老牛の温泉街と言うかホテル地帯を過ぎたあとぐらいに出現するダートも走破してまずはここ。だって昨日は風呂に入ってないですしw
まぁ、ダートがあるということは知っていたんですが、突入してみると林道っぽいダートではなくて工事中でダートという雰囲気。道中もナビ上の地図とは異なった軌跡を描いていました。多分この辺は全面舗装されるんでないかなと。
そして到着。これは・・・かなりいい露天っぷりでないの。湯船も来る途中の橋から丸見えという仕様。
それに隣に流れる川の存在と、とてもユニークな「水着禁止」の看板がさらにポイントを高めてます。
そう。風呂に来て水着なんぞ言語道断なのである!!(←激しく強調)
で、ヲレが到着したときは既に先客のライダーがいまして、その漢曰く、「いや~。ここはもう限界ってぐらい湯船に浸かって暖まって、すぐさま隣の川へ入るとこれがまた気持ちいいんですよ。」 らしい。
そりゃ面白い・・・ってんで実践してみたんですが、血圧に不安がある方や心臓が悪い方はマネしないように。川がバカが付くぐらい冷たくて過激なまでの温度差。川に入ったら本当に心臓が止まるかと思いましたよ・・・だがそこがいい。 ちょっとやみつき(笑)。
ちなみにここで身体も洗っちゃいましたけど・・・いいのかな(汗)。先の漢と話していいような気もするが・・・って結論に達してやっちまいやしたけど、考えてみるとその洗い流した水が川にダダ漏れなんですよね(;´Д`) やっぱりやっちゃいけなかったかな。もしそうだったらゴメンナサイ。
モアン山
からまつの湯を後にしてダートを突破し、道道150・・・ってなにあの文字は?
山に巨大文字というと、京都 東山如意ケ嶽の「大」の文字。さらにはナスカの地上絵などが有名かと思いますが・・・。
しかし、ここは「牛」でございます。そりゃあ立ち止まって撮っちゃいますよw たしかに先には牧場っぽい建物やらがありますし、モアン山近辺も放牧場っぽい。・・・これまたなんという直球勝負。
ヲレはこの手のセンスが大好きなので大変気に入りましたw
裏摩周展望台
実のところここは攻略対象外だったのですが、開陽台で知り合った漢に「穴場だからとにかく行ってみ。」と教えてもらったので来てみました。
なるほど。たしかに穴場。車も数えるほど(2~3台)で、ライダーのほうが多いぐらい。これくらいであれば、ここで寝っ転がってぼけーっとするのもかなりアリです。大ありです。
にしても・・・この青はなに?しかも2色見えるんですが。摩周湖の破壊力・・・恐るべし。
ただ、木々がちょっと邪魔でフルスペック(?)の景観って訳にはいきません。展望台にあるベンチに立てばもうちょっと視界が良くなるとは思いますが、これはこれでありかもしれません。
帰り際に駐車場で地元(北見在住・・・正直羨ましい・・・)のサイドカーなハレ乗りのおっちゃんとちょっと話をしました。なんとも気さくな方で、以下の情報を入手。
- ヲレ「これから神の子池に行くっス」
- おー。あそこに行くか。神の子池ってーのは、摩周湖と同じ水で、摩周湖の中島(カムイシュ島)が「神の島」と言われている。んだから「神の子池」と呼ばれるようになったんだ。
- ヲレ「北見に住んでるんすか?いいですね~こんなところが近くにいっぱいあって」
- そうかぁ?地元に住んでりゃこれが普通だからなぁ・・・。大してどうっていうことは感じないな。(←ちょwでもなんとなく分かる気がする)
- ヲレ「見所的な情報を探すのってツーリングマップル以外になんかあります?」
- なにげに「じゃらん」とかいいぞ。結構載ってるしな。
と言うわけで(?)、お次は本命、神の子池へ。
神の子池
いや・・・なんというかもう想像を超えた蒼でした。
そりゃぁ素で「すげぇ・・・」って言葉を声に出して言っちゃいますよ。PLフィルターを使ってなんとか↑の画像を押さえましたがやっぱり実物とは格段の差がありますねorz(←写真スキル初級)
案内板にもありましたが、"Gift from GOD."を体現しているような場所で、とにかくいいからこいw話はそれからだw と言えるぐらいの超絶なる破壊力を秘めていました。ほんと・・・来て良かったよ 。・゚・(ノД`)・゚・。
・・・さて。ここに来る場合は道道1115からダートを約2~3kmほど走らないとならないのですが、状況的には車の交通量が多いからか、車のタイヤが通るところは敷いてある砂利がほとんどなくて固い地面が露出している感じです。
このわだちを通ればオンロードでも問題なく行けます。なんせリッターSSで凸した漢もいましたし。ただ、ところどころ穴が開いているので耐ショック態勢は十分に。腕がガクガクしますw
これにて本日の本命ターゲット捕捉完了。うーん、次は・・・あ。そうだ。黄金岬で出会ったあの人に教えて貰ったとこへ行ってみよう。
さくらの滝
道道1115から、清里町字青葉あたりで川を渡りすぐに右折して暫く進むとダートとなります(100mぐらい?)がその道を行くとこの滝に至ります。道順は道道1115から小さいながらも看板が立っているのでわかりやすいかと。
・・・ただ、この最後のダートが曲者でオンロードだとちょっとつらかった。わだちなどの回避ラインなしの全面砂利道。フロントを取られてコケそうになったのは秘密です。(((( ;゚Д゚)))ガクブル
そのダートをなんとか乗り切って右に曲がるとちょっと広いところに出ます。ここが駐車場となっており、ちょっと林の中を歩くと目的の滝に到着(←)。
さて、この滝。一見なんも変哲もない滝なんですが、滝ツボあたりを撮れるようにアマチュア写真家っぽい人たちが数人待機してます。
その理由がこれ(←)。
サケやマスの遡上が見られる滝なんですね、これが。いや~~ほんとにぽんぽん飛びまくりです。なんとも健気です。思わず応援したくなること請け合いです。
これは訪ねて正解でした。遡上なんてのはTVとかで見るのがせいぜいで実際に見るなんてものは今までありませんでしたからね。
それにしても動いてるものを撮るってのは難しいですね・・・。とにかく連射モードにしてシャッターを切りまくりましたけど・・・絶対的に光量が足りねorz
一通り応援して戻ってくると駐車場には大型バスの姿も。やっぱりここは穴場的存在ではなくて観光名所っぽいです。なので、まったり見るというは厳しいのかもしれませんね。
ただ戻るだけじゃねぇ・・・
現在時刻は15:00。ここからどこか他に行ってみるってのもかなり微妙な時間。かといってこのままUターンして戻るってのも距離的には最短でしょうけどなんかくやしい。地図を見てみるとこのまま北に向かってぐるっと清里町を回ってR244で帰れるでないのさ。それ採用。
まずはこの林道から出て道道1115と平行して走ってる道を進んで格子状になってる道路に突撃してみますか。
斜里岳
・・・で、行き当たりばったりな道を進んでたらなかなか(・∀・)イイ!風景に出くわしました。
あの遠くに見える山は位置的に見て斜里岳ですな。天気が良くて稜線もくっきり見えます。んでこの白樺の防風林といい、直線道路(距離はそんなにない)の雰囲気も気に入りました。
やっぱり行き当たりばったりってのはいいものですわ。ちょっぴりお得感。
この後はコンビニ休憩を挟みつつ、道道1115、827を経由してR244へ。根北峠もなかなかでした。
途中、川北温泉にまた寄っちゃおうかと迷いましたが、ちょっとそんな時間がなさそうだったので開陽台に直帰しました。到着時刻は17:00頃。うーん、さくらの滝からは結構遠回りしてたんですな・・・。
夕暮れ@開陽台
・・・を期待していたのですが、日が落ちるにつれて雲が増殖。えらいことになってます。
開陽台での満天の星空ってのを見たかったのですが今日はダメでしょうね。というか明日もヤバいんじゃね?・・・まぁそうなったら沈没するしかありませんわな(笑)。
そうそう。たしかこの日でしたね。あの木簡(?)を持った漢にあったのは。その木簡を一目みて声を掛けられずにはいられませんでした。
木簡に書いてあったのはヲレが住んでいるところの隣り村(合併したので今はないけど)の地名。で、話してみるとやっぱりそこから来たんだと。いや、驚きですよ。さらにどの辺に住んでるか聞いてみると昔遠い親戚がいた近辺・・・てことはうちから片道10kmぐらいの圏内ってか?
・・・うーん。世間とは狭いものです(笑)。といったサプライズもあって本日コレにて終了。夕飯は昨日伝授してもらった『お茶漬けパスタ』を実践。感想は「「コレはあり。普通にうめえww」」。茹でるときに塩は入れなくていいかもしれません。お茶漬けだけで結構塩分がありますので。