SBBで三才山峠→武石峠(無謀)
[2007/10/11(木)] ビーナスラインを回って帰ってくるはずが、時間切れで三才山が目標になってしまった模様。
【天気】:/ (一時雲の中) 【走行距離】:187km + α 【走行ルート】
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「未だビーナスラインに行ったことがない。」
ということで思い立ち、脳内でも”ほぼフルワインディングビーナスライン入口直結コース”が確立。ざっと言うと「県道12 → R143 → 県道12 → 県道181 → 蝶ヶ原林道 → 県道62 → 県道464(ビーナスライン突入) → 帰りは白樺湖あたりから上田市→菅平経由で帰還」というルート。
この直結コース最大の難関は「蝶ヶ原林道」で、ご多分に漏れずダートな道。しかし、某オフ車野郎の助言、「フラットダートだからぶらばでも行けるんでね?」もあって実践してみようと。んーだいたい10:30頃には出発しましたかなぁ。
県道395 川口田野篠ノ井線
予定ではR19より県道12へ直結するつもりが入口を華麗にスルーしてしまい、この県道からワインディングへと進入。ほぼ2車線の道で結構急勾配&Rのキツイコーナーの連続。道が若干荒れ気味でしたが、交通量もほとんど無くてなかなかいい道でございました。
県道12 丸子信州新線
先の道と同様にほぼ2車線。アップダウンありの山の中腹を突っ切って、長野市大岡(旧大岡村)、筑北村、麻績村を経由して、R403に出るまでが1st stageで、この辺でおもろいのは大岡を通過するあたり。
山腹にある農村を通過する長閑なところで、北アルプスも一望・・・と行きたかったのですが、ガスってて見えずじまい。もし、このルートを進行するのであれば、R403側から進入したほうが吉。逆からだと北アルプスを見るときは後ろを向かないと見れない。
2nd stageはR403から修那羅峠を通過してR143に出る区間。ここも全線2車線で、R403から峠まではなだらかに上り、いつの間にか峠に到達。しかし、峠からR143までのルートは一転してヘアピンの連続で急降下。スキール跡多数。ここも逆ルートのほうが良かったかも。
R143
これは道選択をミスって突っ込んでしまった訳なんですが、青木峠方面は「プチ酷道」。道幅も狭い2車線でアスファルトも荒れ荒れ。だがそこがいいw
・・・そして、間違いに気づき引き返して青木村のコンビニで一服、ガス補給をして再び県道12に入り、途中から県道181へ。
県道181 下奈良本豊科線(保福寺峠)
住宅地(というか人の住んでる気配があるところ)を抜けるといかにも交通量が少ないという道に変貌。もちろん一車線。
アスファルトも所々荒れてるし、コケと雑草、落ち葉に泣かされる悪路のワインディング。ど真ん中走ってたらスリップダウン間違いなしw
・・・というかほんとに交通量がない。蝶ヶ原林道入口までの区間で対向車は原付1台のみという閑散っぷり。
そして保福寺峠へと到着。・・・うーん、なんにもねぇwwww 華麗にスルーしてもいいぐらい。
蝶ヶ原林道(三才山峠)
さて、いよいよ最大の難関である蝶ヶ原林道に突撃。入口でかなり躊躇しましたが、もういってまえ!って感じで(←後先考え無し)。
・・・と思ってたのは最初だけで、あとはもう涙目。景観云々という余裕は皆無。入口付近程度のダートが続くのであろうと思いきや、所々岩肌が出ていてガレてたり、砂利が深いとこもあったり。しかも結構アップダウンがあるしorz オフ車だと問題ないレベルかと思いますがオンだとあれはキツイ。
しかもなにげに県道181より交通量が多い。多分、山に入ってキノコとか採る人だと思うのですがあの状況で対向車が来るのは泣ける。もしコケたら一人では対処不能という状況だし(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まぁ、唯一の救いと言えば全線フルダートではなかったこと。所々舗装されていて全体の40%は舗装されていた。舗装されていたと言っても悪路チックでこれも涙目クラスでしたけどね・・・。
そんな感じでなんとか三才山峠に到着。GPS上では標高1503m。周りは↑な感じで石碑(?)とかがあるぐらいで他は特になし。眺めも林と岩(?)で囲まれてる為よくない。強いて言えば下に三才山トンネルが通過してるぐらい?
・・・が、オンロードで来たという達成感は計り知れずw
この三才山峠には「三才山トンネル通過地点」ていう看板が立っているんですが、地図を見るとなんかずれてるような。どっちがホントなのかは不明・・・と言っても多分地図の方が正しいんだろうなぁ。
県道464 美ヶ原公園西内線(~県道62)
全長約7kmの蝶ヶ原林道を抜けるとこの県道に合流。この県道は長い間封鎖されていて、封鎖区間はこの林道合流点から。この県道が通れれば林道を強行突破せずに済んだんですが、多分ここはもう開通しないんだろう(そんな感じがする)。
で、この先の県道62に出るまでもやっぱり悪路。アスファルト剥げまくり、倒木ありで全く整備されてない様子。なんか事実上林道の一部と化してます。
県道62 美ヶ原公園沖線(武石峠)
悪路の県道464を脱出してこの県道に合流。このルートに来るのは「某乗鞍キャンプオフ」以来、実に7年ぶり。
地図上ではこの合流地点が武石峠となってるんですが、もうちょっと足を伸ばしたところにある美ヶ原林道との合流地点がほんとの峠ポイントなんでないのかなと。実際こっちの方が標高が高い(前者は1,766m、後者は1,839m)。
で、↑の画像を見れば一目瞭然ですが、このあたりから雲の中へと突入。こんな感じじゃビーナスラインに行っても多分同じ感じだろうし、なにしろ既にタイムリミット気味(現在時刻:14:08)。これでビーナスライン経由で白樺湖に行ったら帰るのが何時になるか分からん。
寄って、この県道62を下って途中にあるビーナスライン入口(県道464)に後ろ髪を引かれながらも上田市に出て帰路に。
しかし、この県道ってこんなに急勾配だったっけ?なんか怒濤の如く下ったって感じでした。しかも番所ヶ原スキー場に行く道の分岐点まで一車線でアスファルトも結構荒れ模様。分岐点を過ぎればあとは2車線のほぼ直線。・・・たまにねずみをやってるというウワサを聞いたことがあるんですが今日はなし。
県道35 長野真田線(新地蔵峠)
R254+R152+県道176+R144を経由してこのルートへ。やっぱり市街地通過だからここまで来るのに結構時間が掛かりました。それでもR18に入らないだけまだマシ。・・・あそこに入ったら泣きを見る。
で、本来の予定ではここには入らずR144で菅平~なんて考えてましたが時間的余裕がないのでこの県道で。・・・というか、よくよく考えると菅平越えしても須坂市街に入るとこれもまたマンドクセなのでこっちの方が正解かもしれない。
このルートは比較的交通量も少なく快適なルートで、新地蔵峠を松代寄りに越えてからが真骨頂。もうヤッホホーイと言うしかない。・・・まぁここも松代から入って上田に抜けるほうが面白いんですが。
で。
そんなわけで、今回のふらっと一人旅これにて終了。うちについたのは17:30頃だったかなと。目標であったビーナスラインは未達成で終わってしまいましたが結構新ルートが開拓された模様。
・・・ただし、蝶ヶ原林道は二度と行きませんが。