Xenon HID System投入
[2002/01/06(日) 走行距離:23,244km] ヘッドライト究極系HIDを投入。ヤフオクで安く入手しました。
ついにHigh Intensity Discharge Systemを投入。直訳すると『高輝度照射しすてむ』となるのでしょうかね。
約一ヶ月ぐらい前にヤフオクにてH7のHIDキットを発見。隼用という名目で出品されてましたが、確認したらSBBでも大丈夫とのことなので購入。考えてみればH7だったらだいたいはおkだわな(バラスト容積の問題もあるが)
購入品 | 金額 |
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HIDキット(H7) | ¥36,000 |
色温度は4,300K・・・だと思いましたが、しょーじきケルビンなんて言われても分からんのですわwとにかく明るいヘッドライトが欲しかったのですよ。
防水加工は車用のHIDだけあって大丈夫っぽい。コネクター類にはすべてゴムが入っていて、バラストのほうは開けてみるとこれも縁にゴムが入ってるし、気になった廃熱ダクト(仮称。コネクタの間にある突起物)にも防水っぽい処置がしてあった模様。
・・・まぁ一応、念には念を入れてあとで加工しよう。
STDバルブ+スペーサー(台座?)状態と、HIDバーナー+付属スペーサーで奥行き(バルブの座金から後部末端まで)と直径を測ってみてもほぼ一緒。ポン付けおk。
あと、発光点の位置関係もSTDと一緒っぽいので大丈夫そうでした。
ヘッドライトのレンズ(中の反射板?とか)がSTDバルブの発光位置で効率がいいように設計されてるから、この位置がずれるとあんまりよろしくない・・・らしい(←受け売り)。
そのほか、バイク、車問わずに投入レポートを探しまくって必要と思われる小物も物色。買い集めたモノは↓の通りです。
購入品 | 金額 |
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DYTONA H4バルブ用コネクターセット | ¥600 |
エーモン 配線チューブ(10φ) | ¥450 |
自己融着テープ | ¥600(多分) |
耐熱アルミテープ | ¥失念 |
15cmぐらいのタイラップ数本 | ¥失念 |
H4コネクターセットはSTDのLowヘッドライトのコネクターからHIDに電源供給する為に取り付け。これは、出品者とお会いしたときに教えて貰った方法です。これで本体側は無加工で済みます。
自己有着テープで電源供給側の配線をまとめがてらに一応保護して、バラスト本体は耐熱アルミテープでぐるぐる巻きにして完全防水仕様に。
ぐるぐる巻きはやり過ぎだと思いますが、バイクだと雨ざらし機会が多そうなのでw
バーナーの加工は、高電圧が掛かるであろう配線を配線チューブで保護して自己融着テープで固定。
あと、『バーナー内にある線は放電と配光の関係上、下向きのほうがいい。(by SBB-ML)』という情報から、ちょっと台座を加工。ヲレのやつはバーナー内の線が上向きになるように台座のハメコミ用突起が付いてたので逆側に同じ寸法で削って突起を新設。
これで加工は終了。あとは取り付け。
今まで付いていたLow側のバルブ(コレで交換したバルブ)はHigh側に回して、バーナーをポン付け。
バラストは当初タイラップでアッパーカウルステーにくくりつけてアッパーカウル内に収納してスマートに行こうと思ってたのですが、容量上どうでもダメ。
なのでアッパーカウルのラムエアダクトの隙間に入れて、付属の両面テープで固定。・・・アッパー外して作業してたのがムダになったorz
あとは配線を繋げるだけ(SBBのヘッドライトケーブルのマイナスは緑)。
H4コネクターとヘッドライトケーブルはただ差し込んでるだけだったので脱落防止処置としてタイラップで固定しておきました。
これで搭載作業完了。トータルしても2時間も掛からなかったかな?取り付けが完了したのでテスト点灯。・・・・うーん。この明るさは凶悪ですw 高効率バルブなんて目じゃございません。色も青っぽいとも行かなくてもほぼ白・・・じゃないわな、これ。
う~ん。なんか色が黄色っぽい。これじゃハロゲンとあんまり変わらないし。なんかおかしいのかもしれないと原因究明の為にいろいろといじってるとある法則を発見。
- メインキーON+ヘッドライトスイッチON。初期点灯により青っぽい白
- 約30秒後、HIDが安定。青っぽい白 → ほぼ白へ
- ENG始動。ほぼ白 → 黄色っぽい白へ
- ENG始動30秒後。黄色っぽい白のまま
←の画像のように、原因は全く持って分かりませんが、ENGが動いてると黄色っぽくなってしまうようです。
ちなみに、ENG始動前後(ともに30秒ぐらい経過後)の画像でおます。
・・・情報収集して来週末あたりに再調整の必要ありかな。
後日談
このあと、なぜ黄色っぽいのかSBB-MLのほうでいろいろ相談させて頂き、情報提供してもらいました。
- バラストから放電管までの距離が長い、仕事がらの経験ですがEL管のインバーターなどやっぱり、交流の高圧になればなるほど線の長さで電圧が降下が大きく影響します。
- 出力線がクロスしたりネジられる(よる)とそこで高周波形が乱れ暗くなる。
- 線を純正の線を利用している為に突入電流でコントローラーのDC-AC回路が要求している入力電圧に追い付かず誤動作している?
※セルモータへの突入電流も合わさって、瞬時消灯しているのではないでしょうか。そういう場合や、点弧するまでに数発イグニションパルスが掛かるような状況では、その後しばらく黄色み掛るようです(バルブ内の添加物がフラッシュされて見るからに蒸発し易そうになります。 - コントローラーORバラストOR放電管の不良。
かなり電気な世界なのでちんぷんかんぷんw たしかに出力線がネジられるような配線しちゃってたなぁ・・・と思いつく限り(といってもこれだけ)のことをやってみて、気持ち白くなったかな?と思う程度。
まぁぶっちゃけ考えてみると4,300Kってのはこんなもんなんだろうと。真っ白にしたい場合は6,000K級を買っとけということなんでしょうね(超自己完結)。